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立っているだけで脚が太くなる?間違った重心のクセとは

カテゴリー: 健康, 姿勢改善, 美尻, 美脚

「そんなに食べてないのに、脚だけ太く見える」
「ダイエットしても、下半身だけなかなか変わらない」
そんな悩みを抱えていませんか?

実はその原因、日常の立ち方や重心のかけ方のクセかもしれません。
つまり、「立っているだけ」で脚が太くなっている可能性があるのです。

脚が太くなる「重心のクセ」とは?

本来、正しい姿勢では体重が「足裏全体」にバランスよく乗ります。
しかし、立ち方のクセがあると、特定の筋肉や関節に負担がかかり、太ももやふくらはぎが張りやすくなったり、むくみが起きたりします。

以下に、よく見られる間違った重心のパターンを紹介します。

【1】前重心(つま先側に体重がかかる)

ヒールをよく履く人や猫背気味の人に多いタイプ。
太ももの前側(大腿四頭筋)に常に力が入り、前ももが張り出して太く見えやすくなります。
ふくらはぎにも負担がかかり、脚全体がパンパンに見えることも。

【2】後ろ重心(かかとに体重がかかる)

反り腰の人や、腰を前に突き出して立つクセがある人に多いタイプ。
お尻がゆるみ、もも裏や内ももが使われにくくなり、脂肪が溜まりやすくなります。

このタイプも、太ももの前側が過剰に働きやすいため、前ももが太くなる悪循環に陥りがちです。

【3】片足重心(片脚にばかり体重を乗せる)

無意識にどちらかの脚に重心をかけている人も多くいます。
この癖は骨盤の歪みや筋肉のアンバランスを引き起こし、脚の左右差やむくみ、太さの原因になります。

脚やせしたいなら、「重心」を見直すべき理由

どんなにトレーニングやマッサージをしても、日常的な立ち方が間違っていれば、脚の張りや太さは戻ってしまいます

正しい重心で立つことで…

  • 太もも・ふくらはぎの無駄な緊張が減る
  • 骨盤の位置が整い、筋肉のバランスが改善
  • 血流やリンパの流れが良くなり、むくみにくくなる
  • インナーマッスルが使われ、脚が自然に引き締まる

といった効果が期待できます。

今すぐできる!重心バランスのセルフチェック

  1. 鏡の前で裸足になり、肩幅に足を開いて立つ
  2. 目をつぶって5秒間その場でリラックス
  3. 目を開けたとき、どこに体重が乗っているかを確認

✔ つま先に重心がある →「前重心」
✔ かかとに重心がある →「後ろ重心」
✔ 片方の足に偏っている →「片足重心」

まずは、自分がどのタイプかを把握することが大切です。

正しい重心の作り方と立ち方のコツ

  1. 足裏の3点(親指の付け根・小指の付け根・かかと)で床を均等に踏む
  2. 骨盤は“軽く立てる”ような意識で、腰を反らせすぎないようにする
  3. 肩の力を抜き、頭を天井から吊られているような姿勢を意識
  4. 内ももとお尻に軽く力を入れて、骨盤を安定させる

多くの人はすでに骨盤が前傾気味になっており、そこにさらに「前傾させよう」とすると、**腰が過剰に反ってしまう(=反り腰)**原因になります。

反り腰になると、太ももの前側や腰回りの筋肉が常に緊張し、脚が張る・お腹が出る・腰痛になるなどの悪循環に。

ここで大事なのは、骨盤を「立てる」ように意識することです。
骨盤の底にお椀を置いて、そこに水がまっすぐ溜まるイメージ。お腹とお尻の下を優しく引き寄せるようにすると、骨盤がニュートラルな位置に整い、体幹のスイッチ(腹圧)が自然と入ります

この腹圧が入ることで、脚の筋肉に無駄な力が入らなくなり、自然とスッキリした下半身に繋がっていきます。

ピラティスやストレッチで、正しい姿勢を習慣化

重心のクセや姿勢の歪みは、長年の生活習慣や体の使い方によって染みついています。
ピラティスやケアストレッチでは、骨盤・背骨・インナーマッスルを整えながら、正しい姿勢と重心を再教育していくことができます。

実際にBMに通われているお客様からも、

  • 「前ももの張りがなくなった」
  • 「脚が軽くなった」
  • 「自然と姿勢が良くなったと言われた」

といったお声をいただいています。

BMでの指導では、“立ち方”からすべてが始まります

BMでは、すべてのトレーニング指導の前にまず「立ち姿勢の評価」からスタートします。
骨盤の傾きや重心の位置、筋肉の使い方のクセを丁寧にチェックし、その上で一人ひとりに合ったトレーニングやコンディショニングを提供します。

さらに、静止姿勢だけでなく日常の動作(歩き方、しゃがみ動作、体重移動など)も細かく分析・評価します。
そしてその動作の中でどこに無駄な力が入っているか、どこが使えていないのかを見極め、正しい動きの反復練習を通して、体に“正しいパターン”を覚え込ませていきます

一時的な改善ではなく、「自然にきれいに立てる・動ける体」を土台から育てていく――
それがBMのサポートスタイルです。

まとめ:無意識の立ち方が、脚を太くしているかもしれない

脚やせを成功させるには、トレーニングや食事制限だけでなく、日常の“立ち方”や“重心のかけ方”を見直すことがとても大切です。

意識せずに行っている立ちグセが、脚を太くする一番の原因かもしれません。

まずは鏡の前で自分の立ち方をチェックし、内もも・お尻・腹圧の感覚を育てることから始めてみましょう。
美脚づくりは、日々の姿勢の積み重ねから始まります。

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