はじめに:
BMの人気コラム「座りすぎが原因?姿勢を改善する立ち方&座り方」は多くの方に読まれ、座りっぱなしの悪影響に関心が高いことがわかりました。
立つ姿勢を整えることが大切だと知った方も多いかもしれませんが、実は“座っている時間”にも目を向ける必要があります。 座っている間にお尻や脚が硬くなり、血流が悪化することでむくみや疲労感が蓄積されてしまうのです。
そこで今回は、人気コラムの続編として、座ったままできる「お尻・太もも・ふくらはぎのケア方法」をご紹介します。 デスクワークや在宅ワーク中にも手軽に実践できるので、ぜひ取り入れてみてください。
1. 座りっぱなしが引き起こす脚の不調とは?
長時間の座位姿勢は、以下のようなトラブルの原因になります:
- お尻の筋肉(大臀筋・中臀筋)がうまく使われず、硬くなる
- 太もも前側(大腿四頭筋)に圧がかかりっぱなしで血流が悪化
- ふくらはぎの筋ポンプ作用が働かず、むくみや冷えの原因に
- 骨盤が後ろに倒れて猫背気味になり、腰や背中が張る
特にデスクワークが続くと、気づかないうちにこれらの筋肉が固まり、姿勢が崩れやすくなります。
2. 椅子でできる!3ステップ脚ケア習慣
■ Step1:もも裏とふくらはぎのストレッチ

✔️ 椅子に座り、つま先を立てて軽く引っ張ります。
✔️ もも裏からふくらはぎまで一気に伸ばしましょう。
■ Step2:お尻のストレッチ

✔️ 足を組んで股関節を開きます。
✔️ 上半身を前に倒し、膝を軽く押し込んでお尻を伸ばします。
■ Step3:お尻の外側のストレッチ

✔️ 足を深く組んで、肘で押さえながら体をねじります。
✔️ 腰に負担をかけているお尻の外側をしっかり伸ばしましょう。
この3ステップは、どれも椅子に座ったまま手軽にでき、時間もわずか1〜2分で実践可能です。
3. ちょっとした習慣が姿勢も変える
立ち姿勢の改善が重要なのはもちろんですが、長時間座っている方にとっては「座りながら整える」ことも欠かせません。
この3ステップを1日1時間ごとに1回でも実践するだけで、姿勢や血流が改善され、疲れにくい体を目指せます。
★ 継続するコツ
- 通勤途中や休憩時間など、タイミングを決めて習慣化しましょう。
- スマホにリマインダーを設定して忘れないように。
- 無理に全部を一度にやる必要はありません。気づいた時に1ステップから始めてみてください。
まとめ
「座りながら動く」だけでも、身体は確実に変わります。 お尻・太もも・ふくらはぎのケアは、血流改善だけでなく、姿勢改善・疲労軽減にもつながります。
もしご自身の姿勢や体の状態が気になる方は、どうぞお気軽にBMへご相談ください。 私たちは、一人ひとりの体に寄り添い、丁寧にサポートいたします。 あなたが無理なく快適に過ごせる体づくりを、心を込めてお手伝いいたします。