最近、「腰が重だるい…」「朝からなんとなく腰に違和感がある…」そんなお悩みを抱えていませんか?
それ、実は“座りっぱなし”が引き起こす腰痛かもしれません。
このコラムでは、腰痛の根本的な原因から、椅子に座ったままできる簡単ストレッチ、そしてBMで受けられるケアストレッチについてご紹介します。
お仕事の合間や、おうち時間の中で、ぜひ試してみてくださいね。
人間の身体は「動く」前提でできている
まず前提として知っておきたいのが、私たち人間の身体は“動く”ことを前提に設計されているということ。
人間は進化の過程で二足歩行を選びました。これによって、手を自由に使えるようになったり、視野が広がったりと多くの利点を得ましたが、その分、腰や骨盤にかかる負担も大きくなったんです。
骨盤は「動きの土台」だけど、座っていると…
骨盤は、上半身の重さを支え、下半身と連動して力を伝える重要なパーツ。歩いたり、立ったり、体をひねったりといった動きの中心にあります。
ですが、座っている状態ではこの骨盤、本来の機能を発揮できません。
◉ 骨盤の後傾が腰痛を招く
立っている時の骨盤は、自然に少し前に傾いた「ニュートラルポジション」を保っています。この姿勢は背骨のS字カーブを支える理想的な状態。でも、座っていると、どうしても骨盤は後ろに倒れた姿勢(後傾)になりやすいのです。
この骨盤後傾の状態が続くと、
- 腰の筋肉が常に引っ張られ、疲労や痛みが蓄積
- 腰椎の自然なカーブが崩れ、ヘルニアや坐骨神経痛のリスク
- 骨盤と股関節の動きが悪くなり、姿勢の歪みや下半身太りにも…
といった、さまざまなトラブルにつながります。
座りっぱなしで固まった体に。簡単ストレッチで骨盤をリセット!
長時間の座り姿勢で硬くなりやすい股関節・太もも裏・背中まわりをしっかりゆるめるストレッチを3つご紹介します。全身のつながりを意識することで、骨盤と腰の負担が軽減されます。
1.ハムストリングスストレッチ(太もも裏をほぐす)
椅子に浅く座り、片足を前に伸ばします(かかとは床に)。
背筋を伸ばしたまま、上体をゆっくり前に倒していきます。
→ 太ももの裏側がじんわり伸びるのを感じながら、左右各30秒ずつ。

2.背中ねじりストレッチ(体幹・脇腹を刺激)
椅子に座って背筋を伸ばし、片手を反対側の膝にかけて体をねじります。
目線も後ろに向けて、背中とウエストの伸びを意識しましょう。
→ 左右それぞれ20〜30秒キープ。呼吸はゆっくり深く。

3.大臀筋のストレッチ(お尻の緊張をゆるめる)
片足を反対側の太ももに乗せて「4の字」の形をつくり、背筋を伸ばしたまま前に倒れます。お尻の奥が伸びる感覚を味わってください。
→ 左右30秒ずつ、呼吸を止めずに行いましょう。

4.腸腰筋ストレッチ(骨盤の前側をゆるめる))
片膝を床につき、もう一方の足を前に出してランジの姿勢をとります。
骨盤を前にスライドさせるようにして、前脚の付け根(腸腰筋)を伸ばします。
→ 30秒キープ×左右。腰が反りすぎないように注意。

この4つのストレッチは、骨盤を支える筋肉を前・後・側面からバランスよくゆるめる構成になっています。仕事の合間や朝・夜の習慣として取り入れると、腰痛予防にとても効果的です。
自分でケアするのが難しい方へ。BMの「ケアストレッチ」という選択肢
「ストレッチの重要性はわかっているけど、自分ひとりではうまくできない」
「どこが硬くなっているか、自分では気づけない」
そんな方には、BMで受けられる**「ケアストレッチ」**がおすすめです。

BMでは、施術用ベッドを使用し、トレーナーがマンツーマンでお客様の体をストレッチしていきます。セルフストレッチでは届かない深層筋までアプローチできるのが大きなメリット。
- 自分では気づけない体の硬さや癖に気づける
- 1人では伸ばしきれない筋肉までしっかりケア
- その人の悩みに合わせてオーダーメイド対応が可能
ケアストレッチは30分から選択可能で、例えば…
- トレーニング前に30分ケアで可動域を広げる
- トレーニング後に30分ケアでリカバリーを早める
- じっくり全身を整えたい方は60分ストレッチも選べます
また、ピラティスと併用されているお客様も多数いらっしゃいます。
ピラティスで“動きの質”を高め、ケアストレッチで“整え”、トレーニングで“鍛える”ことで、相乗効果が高まり、より体の変化を実感しやすくなります。
BMではこれらを一人ひとりの悩みや目的に合わせて、最適な形で組み合わせて提供することを大切にしています。
さらに、ケアストレッチは柔道整復師の国家資格を持つトレーナーから研修・試験を受け、合格したトレーナーのみが担当。安心して受けていただけます。
お客様の声:実際に体感された変化
BMをご利用いただいている皆さまから、ピラティス・ケアストレッチ・トレーニングを通して感じた「身体と気持ちの変化」について、多くの喜びの声をいただいています。

このように、BMではお客様一人ひとりのお悩みに寄り添いながら、“その人にとって本当に必要なアプローチ”を丁寧に提供しています。
まとめ:腰痛対策は「こまめな動き」と「骨盤意識」+プロのサポート
腰痛は突然やってくるものではなく、日々の姿勢や筋肉のこわばりから少しずつ蓄積していくもの。だからこそ、毎日ちょっとしたストレッチを続けていくことで、着実に体は変わっていきます。
とくに大事なのが、“骨盤が本来の働きをできる環境”を取り戻すこと。
そしてBMでは、「整える」「鍛える」「動きを高める」の3つのアプローチを、ピラティス・ケアストレッチ・トレーニングとして組み合わせ、あなたにとって最も効果的な形で提供しています。
それぞれの相乗効果を活かし、あなたの体を根本から変えていくサポートをしています。
腰痛に悩まない、しなやかで動ける体を、一緒に目指していきましょう。