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座りすぎが原因?姿勢を改善する立ち方&座り方|東京都江東区

「最近なんだか腰が重い」「肩こりが取れない」「猫背が気になる」――
こんな悩みを感じていませんか?その原因、もしかすると“座りすぎ”かもしれません。テレワークの普及やスマホ時間の増加により、長時間座りっぱなしのライフスタイルが当たり前になっています。しかし、人の身体は“動くこと”を前提に作られているため、動かないことで筋肉や関節が固まり、姿勢の崩れや不調に繋がっていくのです。

そこで今回は、座りすぎによって起こる姿勢の崩れと、それを改善する「正しい立ち方・座り方」をご紹介します。あわせて、私たちBMがどのように姿勢改善をサポートしているのかについても触れていきます。


座りすぎがもたらす身体への影響

1日あたり平均7〜10時間以上座っているといわれる現代人。座りっぱなしの時間が続くと、私たちの身体には以下のような変化が起きやすくなります。

■ 骨盤の後傾と背骨の湾曲

長時間椅子に座っていると、骨盤が徐々に後ろへ倒れる「骨盤後傾位」になりやすくなります。すると、背骨の自然なS字カーブが崩れ、腰椎の前弯(反り)が減少し、いわゆる“猫背姿勢”になります。これにより腰や肩への負担が増え、腰痛や肩こり、頭痛などの慢性的な不調を引き起こします。

■ 大腿骨の内旋が進む

座っている間は股関節が屈曲位に固定されやすく、それに加えて内ももの筋肉(内転筋)やお尻の筋肉(中臀筋・大臀筋)の活動が減ることで、大腿骨が内旋位(内向き)になっている方が非常に多いです。
この状態が続くと、歩行時に膝が内に入りやすくなり、X脚傾向膝関節の不安定性を招くこともあります。

■ 内臓の圧迫と代謝の低下

骨盤が後傾し、腹部がたるむことで内臓が下に圧迫され、ぽっこりお腹や消化不良、便秘を起こしやすくなります。また、座りすぎによる下半身の筋活動の低下は、血行や代謝を低下させ、むくみや冷えにも繋がります。


姿勢を整える「正しい座り方」

正しい座り方のポイントは3つです。

  1. 坐骨で座る
     お尻の下にある骨(坐骨)を意識し、骨盤を立てて座りましょう。骨盤を立てることで背骨の自然なS字カーブが保たれます。
  2. 膝と股関節が90度
     膝が高すぎたり低すぎたりすると骨盤が傾きやすくなります。椅子の高さを調整して90度をキープ。
  3. 上半身は軽く引き上げる
     背筋を伸ばし、頭は天井から引っ張られているような感覚で。肩はリラックス。

《補足:大腿骨内旋の改善にもつながる意識》
座るときは膝とつま先を真正面またはやや外側(5〜10度)に向けてセットしましょう。膝が内に入るような座り方は大腿骨の内旋を助長してしまいます。足の位置を整えるだけでも、股関節の位置や骨盤の安定が改善されます。


疲れにくく美しい「正しい立ち方」

立ち姿勢は、日常生活の土台です。何気ない立ち方が、肩こりや腰痛、膝の痛みの原因になっていることも少なくありません。ここでは、運動学的に理想的な「正しい立ち方」について、細かく解説します。

1. 足裏は“三点支持”で地面をつかむ

まずは足元から。かかと・親指の付け根(母趾球)・小指の付け根(小趾球)の3点にバランスよく体重が乗っていることを確認します。これがいわゆる“三点支持”で、足裏全体で大地をつかむような安定感が得られます。偏った荷重は膝や股関節のズレにつながるため、左右のバランスも意識しましょう。

2. つま先は外に5〜10度開く

真っ直ぐよりも、5〜10度ほど外に開くことで、股関節が自然に軽く外旋しやすくなります。この外旋ポジションは、股関節の構造上最も安定しやすい姿勢であり、膝が内に入ってしまう(ニーイン)の予防にもつながります。

特に座りすぎで大腿骨が内旋しやすい方には、このわずかなつま先の角度調整だけでも、姿勢全体のバランスが大きく変わる可能性があります。

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3. 中臀筋と内転筋を同時に使う感覚

足元の位置が整うと、自然と股関節まわりの筋肉が働きやすくなります。特に、

  • 中臀筋(お尻の横の筋肉) → 骨盤を左右にぐらつかせずに支える
  • 内転筋(内ももの筋肉) → 脚の内側から骨盤を引き寄せ安定させる

この2つが適切に働くことで、骨盤が「ニュートラル」と呼ばれる自然な前傾角度を保ちやすくなります。

この状態では腰椎の反り(前弯)も適度に保たれ、腰や背中にかかるストレスが減少します。

4. 骨盤を立てる(ニュートラルポジション)

骨盤が前に傾きすぎると「反り腰」、後ろに傾きすぎると「猫背」の原因になります。前述の筋肉(中臀筋・内転筋)がうまく働いていると、意識しすぎなくても骨盤が自然に立ちやすくなります。
お腹を凹ませるのではなく、「下腹部で軽く内側から支える」ような感覚が理想です。

このように正しい立ち方は、足元の角度から骨盤の配置、筋肉の使い方までが連動しており、部分的ではなく全体で調和を取ることが大切です。BMでは、このような運動学的な原則に基づいて、マンツーマンで「正しい姿勢習慣」を身につけるサポートを行っています。


BMでできる姿勢改善アプローチ

BMでは、姿勢改善に特化したパーソナルトレーニングピラティスケアストレッチなど、身体を根本から整えるサポートを提供しています。

特に強みとしているのが、次の3つの組み合わせです。

  • トレーニングで筋力と動作を修正
  • ピラティスで体幹とアライメントを整える
  • ケアストレッチで柔軟性とバランスを補う

この3方向からアプローチすることで、短期的な変化だけでなく、長期的な身体の安定と快適さが得られるのがBMの特徴です。

また、一人では気づけないクセやゆがみを専門家が的確にフィードバックするため、自分に合った正しい立ち方・座り方を自然に身につけることができます。


まとめ:正しく座る・立つが、すべての土台

身体の不調を感じたとき、運動や整体に頼る前に、まずは「毎日の姿勢」を見直してみましょう。正しく座る・正しく立つことは、ダイエットやボディメイク、集中力アップにもつながる“すべての土台”です。

BMでは、あなたの身体の状態に合わせた“オーダーメイドの姿勢改善”を提案しています。日常のちょっとした意識から、身体は変わります。今の不調を感じたその瞬間こそ、変わるチャンスです。


一人では難しい…そんな時こそBMへ。
「動き」と「整え」の両面から、あなたの姿勢と健康をサポートします。

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