「最近、なんとなく体調がすぐれない…」
「痩せにくくなってきた」
「肌荒れやイライラが続いている」
そんな方は、“腸の状態”を気にしたことはありますか?
腸は単なる“消化器官”ではなく、免疫・代謝・メンタル・ホルモンバランスなど、体と心のあらゆる面に影響する臓器です。
今、健康業界でも注目されているのが、「腸を整える=体質を変える」 という考え方。
今回は、腸内環境と健康の深い関係、そして今日からできる腸活習慣をご紹介します。
■ 腸は「体を守る最大の味方」

私たちの体の中で、「外から入ってくるウイルスや細菌と一番多く接している場所が“腸”」だとご存じですか?
食べ物はもちろん、飲み物や空気中の雑菌など、私たちは毎日たくさんの“外のもの”を体に取り入れています。
その「入り口」となるのが腸。実は、体を守る免疫細胞の7割以上が腸に集まっているのです。
つまり、腸は“体の守り”の最前線”。
腸の状態がよければ、風邪をひきにくくなったり、花粉やアレルギーの症状が軽くなったり、毎日を快適に過ごせるようになります。
■ 腸が整うと、体も心も整う理由
✅ セロトニンの9割は腸で作られている

“幸せホルモン”とも呼ばれるセロトニンは、実は脳ではなく腸で約90%が作られているといわれています。
腸が乱れると、イライラや落ち込み、ストレスに弱くなるなど、メンタルにも影響が出やすくなるのです。
✅ 痩せ体質は「腸」から作られる
腸が整うと、血糖値や食欲をコントロールするホルモンの働きが安定し、脂肪が燃えやすく・ため込みにくい体になりやすくなります。
「腸を変えたら自然に痩せた」という声が多いのも、こうした仕組みによるものです。
■ 腸が乱れているサインとは?
こんな症状がある方は、腸内環境が乱れている可能性があります:
・便秘または下痢が続く
・お腹の張り・ガスが気になる
・肌荒れ・ニキビが出やすい
・甘いものや揚げ物が無性に食べたくなる

食後の強い眠気や集中力低下
冷えやむくみがある
メンタルが不安定になりやすい
心当たりがある方は、今日から腸にやさしい生活を始めてみましょう。
■ 腸を整える3つの習慣と基礎知識
✅ 1. 食物繊維をしっかり摂る
腸内細菌のエサとなるのが「食物繊維」。
この食物繊維には2種類あります。
種類 | 働き | 含まれる食材 |
---|---|---|
水溶性食物繊維 | 腸内の糖や脂肪の吸収を抑え、善玉菌のエサになる | 海藻類、オクラ、アボカド、なめこ、大麦 など |
不溶性食物繊維 | 腸の動きを刺激し、便通をよくする | ごぼう、きのこ、キャベツ、玄米、ブロッコリー など |
どちらもバランスよく摂ることが大切です。理想は1日20g以上。現代人は不足しがちなので、意識的に取り入れましょう。
✅ 2. 発酵食品で「善玉菌」を摂る(プロバイオティクス)
プロバイオティクスとは、腸内環境を整える「生きた善玉菌」や、それを含む食品のこと。

例:
- ヨーグルト
- 納豆
- 味噌(生味噌)
- キムチ
- ぬか漬け
こうした食品を毎日1品でも続けて摂ることで、善玉菌を腸に届けることができます。
✅ 3. 善玉菌のエサになる食品を摂る(プレバイオティクス)
プレバイオティクスとは、腸内の善玉菌を増やしてくれる“エサ”のような役割を持つ成分のこと。
主に、特定の食物繊維やオリゴ糖が該当します。

おすすめ食材:
- バナナ、玉ねぎ、アスパラガス(オリゴ糖)
- 冷えたご飯、じゃがいも、豆類(レジスタントスターチ)
- ごぼう、菊芋、チコリ(イヌリン)
プレバイオティクスとプロバイオティクスを“セット”で摂ると、相乗効果が生まれ、より腸が喜ぶ状態になります。
■ BMの食事サポートは「腸から整える体づくり」
BMでは、単に体重を減らすための食事指導ではなく、「生活習慣から整えてリバウンドしない体」を目指したサポートを行っています。
- 外食やコンビニ中心でもできる食材選び
- 食物繊維や発酵食品を自然に取り入れるコツ
- 甘いもの・脂っこいものがやめられない方への付き合い方アドバイス
腸が整うと、代謝・ホルモン・気分・肌の調子までトータルで変わっていきます。
■ まとめ:腸を整えることは、自分を整えること
腸は、健康の土台。
毎日を快適に過ごすためのカギを握っているのは、食べ方・腸内細菌・そして習慣です。
「体が軽くなった」「イライラしなくなった」「お通じが安定した」
こうした小さな変化が、やがて大きな自信とエネルギーにつながっていきます。
BMでは、あなたの体に合わせた“腸から整える習慣づくり”を全力でサポートしています。
まずはできることから一緒に始めてみませんか?