「夕方になると脚がパンパン」
「朝起きると顔がむくんでいて気分が下がる」
「ダイエットしているのに体が重く感じる」
そんな悩みを抱えている方、多いのではないでしょうか?
実はそれ、「脂肪」ではなく「むくみ」が原因かもしれません。
むくみ体質のままだと、痩せにくく、代謝が下がり、疲れも取れにくくなります。
今回は、“むくみ体質”から卒業するために、今日からできる「毎日のデトックス習慣3選」をご紹介します。
■ そもそも「むくみ」とは?
むくみとは、体内の余分な水分や老廃物が、細胞のまわりにたまってしまう状態。
血液やリンパの流れが滞ることで、排出されるはずの水分がうまく回収されず、脚や顔、指先などに「水たまり」のように溜まってしまうのです。
■ むくみ体質の特徴は?
次のような状態が日常的に起こっている方は、むくみやすい体質になっている可能性が高いです:
- 靴下の跡がなかなか消えない
- 朝と夜で脚の太さが違う
- 座っている時間が長い
- 冷えやすい、汗をかきにくい
- 運動習慣がない
- 塩分の多い食事が多い
- 水分補給をあまりしない
むくみは一時的なものと思われがちですが、慢性的に放置すると「むくみ→冷え→代謝低下→太りやすい体質」という悪循環に陥ることもあります。
■ むくみ体質から卒業!毎日できるデトックス習慣3選
✅ 1. 朝の軽いストレッチで「巡り」をスタートさせる

起床後は血流やリンパの流れが滞っている状態。
朝のうちに脚・股関節まわりの軽いストレッチを取り入れることで、下半身にたまった水分や老廃物が流れやすくなります。
とくにふくらはぎは“第二の心臓”とも呼ばれ、筋肉を動かすことで全身の循環がスムーズになります。
✅ 2. 水分+食物繊維で「出す力」をサポート
意外にも、むくみやすい人は水分不足の方が多いです。
体に水分が足りないと、体は「これ以上出したくない」と判断し、水分をため込みがちになります。
理想は、1.5〜2リットルの水分をこまめに摂ること。そして、その水分をしっかり排出するためには、「出す力」を高める食事も重要です。
🔍 実際に、2020年に発表された国際的な研究レビュー(EFSA, 2020)では、成人女性で1日1.6L以上、成人男性で2.0L以上の水分摂取が望ましいとされており、特に活動量が多い方や発汗の多い季節には、これ以上の摂取が推奨されるとしています。
また、慢性的な水分不足がむくみ・便秘・疲労感の原因になりうるという報告もあります(Manz & Wentz, 2005)。

ポイントは、「一気に飲む」のではなく、“こまめに・ゆっくり”がむくみ対策には効果的ということ。
そして水分と一緒に意識したいのが「排出力」を高める食事。
- 【水溶性食物繊維】で腸の動きを整える(海藻類・きのこ・大麦など)
- 【カリウム】を含む食材で余分な水分を排出(きゅうり・バナナ・アボカド)
- 【発酵食品】で腸内環境を改善(納豆・味噌・キムチなど)
食べること=デトックスにつながるような食習慣を意識していきましょう。
✅ 3. 姿勢と筋肉の使い方を見直す
むくみ体質の根本には、「姿勢の崩れ」や「筋肉の非効率な使い方」が潜んでいることがよくあります。

- 猫背や巻き肩になると、胸郭が圧迫されて呼吸が浅くなり、血流が滞る
- 骨盤が歪んでいると、下半身に水分が溜まりやすくなる
- ふくらはぎや内もも、お尻などが使えていないと、下肢のポンプ機能が働かない
このように、「筋肉の使い方」や「姿勢バランス」こそが、むくみ改善のカギになります。
■ BMでは「むくみの根本改善」をサポート
BMでは、むくみを単なる“表面的な不調”ととらえるのではなく、姿勢・筋肉・代謝・食事など多方面からアプローチしています。
- 姿勢評価による骨盤・下肢アライメントの見直し
- ピラティスで内ももやお尻など“使えていない筋肉”を目覚めさせる
- ケアストレッチで緊張した筋肉をほぐし、循環を促す
- 食事指導で塩分・水分・排出力のバランスを整える
これらを組み合わせることで、体が自然と「流れる」状態に近づき、むくみにくい体質へと導いていきます。
■ まとめ:むくみ体質は、日々の“ちょっとした工夫”で変わる
むくみは、体の中の「めぐり」が滞っているサイン。
日々の姿勢・筋肉の使い方・食事・水分…こうした要素を整えることで、体は確実に変わっていきます。
まずは、朝に体を軽く動かすこと、食事で出す力を意識することから始めてみてください。
そして、「続け方がわからない」「自分に合った方法が知りたい」という方は、BMでのサポートをぜひご活用ください。
“むくみ体質”を卒業し、軽やかに動ける体を一緒に作っていきましょう!