綺麗で丸いお尻を作りたいけれど、トレーニングをしても綺麗なお尻にならない。形の綺麗なお尻を作るにはどうしらいいの?このような方に強くお勧めしているトレーニングがあります。このトレーニングは脚とお尻の形がとっても綺麗になるので、私のジムでも積極的に行っています。是非、トライしてみてくださいね。今回は、綺麗なお尻と細い脚をつくるためにとても効果的なトレーニング「ワンレッグスティフ」をご紹介します。ワンレッグスティフトレーニングの目的このトレーニングは、大殿筋とハムストリング(太ももの裏側)の筋肉を強化し、綺麗なお尻と細い脚を作るのに役立ちます。片足スタンスは効果絶大片足でのスタンスは、体幹の筋肉を強化し、姿勢をサポートする筋力を高め、さらに目的の筋肉へ負荷をかけることができます。両足を使ったトレーニングでは、より強力な足が弱い足をカバーしやすいですが、片足でのトレーニングでは均等に両足の筋力が刺激されます。これにより、筋肉の不均等な発達を防ぎ、対称的な体型を作ることができます。トレーニング方法1.片足を椅子やベンチプレスに軽く置き、もう片足を地面に接地します。2.脚を真っ直ぐに置きます。足の真上に膝を置き、膝周りの力を抜きます。足よりも外や内に膝が入ると、外張りや内股の原因になるので、注意しましょう。※細身の脚のシルエットをつくるにはとても大切なポイントです。3.反対の手をおろし、上半身を前に倒します。お尻は上に突き上げるような姿勢にします。そうすることで、太腿ではなくお尻に刺激が入りやすくなります。スティッフ(Stiff)とは、「硬くて伸びたり曲がったりしない」という意味です。できるだけお尻の位置を高く固定し、膝を曲げずに行います。4.床に指先をトンとついたら身体を最初の位置へ戻します。最初は床へ手を伸ばすので精一杯ですが、徐々に前に倒せるようになります。お尻とハムストリングスに刺激を感じたら成功です!ポイント膝を完全に伸ばさないように注意しましょう。少し曲げたまま、お尻を突き出す感じで行います。お尻は固定、膝はこれ以上曲げないようにします。背筋をまっすぐ保つことが重要です。丸めたり、背中を曲げたりしないように腹筋に力を入れます。重要なのはフォームです。正しいフォームでトレーニングを行うことで正しい筋肉へ刺激を与え効果を最大限に引き出します。また、怪我の予防にもつながります。おわりに「ワンレッグスティフ」は、お尻やハムストリングス(腿裏)の筋力を効果的に高め、理想的なお尻の形や脚の細さを目指すのに効果絶大なトレーニングです。ただし、定期的なトレーニングと継続的な努力が必要です。効果を感じるまでには時間がかかるかもしれませんが、忍耐強く取り組んでみてください。私たちのジム「BASICS M」では、より詳細な指導やトレーニングプランを提供しておりますので、興味があればぜひご相談ください。トレーニング参考文献片脚運動が反対側の脚の強度、パワー、持久力に及ぼす影響を研究した文献Effect of one-legged exercise on the strength, power and endurance of the contralateral leg. A randomized, controlled study using isometric and concentric isokinetic training.P Kannus , D Alosa, L Cook, R J Johnson, P Renström, M Pope, B Beynnon, K Yasuda, C Nichols, M Kaplan.Eur J Appl Physiol Occup Physiol. 1992;64(2):117-26https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/1555557/