こんにちは!東京都江東区にあるパーソナルトレーニングジムBASICSMの松下です。日常の姿勢や仕事の環境などから、気づかないうちに巻き肩になり、悩んでいる方が多くいます。巻き肩は見た目の問題だけでなく、背中や首のコリ、痛みの原因にもなるため、日常生活の質に影響を及ぼすことがあります。巻き肩の原因長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、不適切な姿勢での運転などが巻き肩の主な原因とされていますが、それらの活動が避けられない現代においては、巻き肩の予防と改善がより重要となってきます。巻き肩姿勢のままだとトレーニングフォームが崩れやすいトレーニングをしている方でも、胸の筋肉に比べて背中の筋肉が発達しきれていないと、この巻き肩の傾向はさらに強くなりがちです。そこで、巻き肩の改善には背中の筋肉をしっかりと鍛えることが重要となります。巻き肩を解消するエクササイズ「ワンレッグリバースプランク」今回、巻き肩を改善するトレーニングとして紹介したいのが、「ワンレッグリバースプランク」です。このエクササイズは、背中の筋肉だけでなく、コアの筋肉も同時に鍛えることができるため、巻き肩や姿勢の改善に非常に効果的です。特に巻き肩の改善には、背中の筋肉を意識して鍛えることがポイントとなります。1.基本のポジション脚を伸ばして床に座り、腕を背後に伸ばして手の平を床につけます。このとき、膝は真っ直ぐ、つま先は上を向けます。2.腕を突っ張り、骨盤からヒップを上げる胸を張り、腕と踵は床についた状態で、二の腕に締まりを感じるまで腕を突っ張ります。下腹部が抜けないように腹筋に力を入れ、骨盤から上げるようにヒップを最大限まで上げます。この状態で、全体を一直線に保ちます。3.片足をあげる(できる人)体のバランスが崩れないように、片脚をゆっくりとあげます。脚は伸ばしたままで、できるだけ高く上げることを意識します。このポジションを数秒間キープしたら、脚をゆっくりと下ろし、もう一方の脚で同じ動作を繰り返します。ポイント脚を上げるのが難しい場合、お尻を上げる動きだけでも大丈夫です。このエクササイズを行う際は、呼吸を忘れずに深く吸い、ゆっくりと吐き出します。また、体のバランスが崩れないように行ってください。腰を反り過ぎると背筋への負荷が小さくなり、腰痛に繋がる危険性もあるので注意しましょう。手首を痛めている方や、肩の脱臼をしている方は悪化する可能性があるので、このエクササイズは避けることをおすすめします。おわりにワンレッグリバースプランクを取り入れることで、日常の姿勢が自然と改善されていきます。正しい姿勢は見た目だけでなく、健康的な身体作りの基本となります。先ずは出来る範囲から行ってみましょう。