下半身や腰回りに脂肪がつきやすく、お腹がぽっこりしている。プールや温泉、海に行く予定だけどお腹のぽっこりが気になっている…そう悩んでいる方いませんか?今回は、引き締まったお腹をつくるための「腸腰筋トレーニング」をご紹介します。▶︎このような方へ ・ダイエットで体重を落としたのに、お腹がぽっこりしている ・背中が反ってお尻が出ている ・お腹、お尻がたるんでいる ・太ももが太くて悩んでいる腸腰筋はモデルウォーク・綺麗な姿勢に欠かせない筋肉腸腰筋は、腹筋のようですが脚に関わりが深く、モデルウォークや綺麗な歩き方には必須の筋肉になります。さらに腰のS字カーブを綺麗に出すのもこの筋肉になるので、姿勢を保つにも重要な働きをします。綺麗になるための身体の構造と機能を学ぶ上で要の部分ですが、先ずはこんな感じと捉えて知っておいて下さいね😊痩せても、下腹がぽっこりしてしまうのはなぜ?ぽっこりお腹の原因となるものに、「内臓の下垂」や「骨盤の歪み」があります。実は、「腸腰筋」はこの2つの原因と深い関わりをもっているのです。「腸腰筋」は上半身と下半身をつなぐ唯一の深層筋(インナーマッスル)といわれており、まっすぐな姿勢をキープするために非常に重要な役割を担っているため、働きが弱くなると骨盤をまっすぐの姿勢にすることが難しくなります。また、「腸腰筋」には内臓を支える役割も担っています。内臓は深層筋(インナーマッスル)によって支えられているため、その1つの腸腰筋の働きが弱くなると重力で引っ張られ、内臓が垂れ下がってしまうのです。以上のことから、「腸腰筋」の働きが弱くなることで、骨盤が前傾か後傾の状態で歪み、さらに内臓を支えることができなくなるため、痩せたとしても下腹がぽっこりしている状態となります。「腸腰筋」は、正しい姿勢を保つために、大きな役割をしています。腸腰筋の働きが弱くなると、体幹を支えることができなくなり、下のような前傾・後傾の姿勢になってしまいます。自分の骨盤の状態をチェックしてみよう!ここで、自分の骨盤の状態をチェックしてみましょう。自宅でもすぐに確認ができるのでやってみてくださいね。骨盤前傾(反り腰)チェック素足になり、壁からかかとを5cmほど離した位置でまっすぐ立ちます。次に、壁に頭・背中・お尻をぴったりつけて、壁と腰の隙間に手を入れます。このとき、壁と腰の隙間に手がすっぽり入り余裕がある場合は「反り腰」の可能性が高いと言われています。骨盤後傾チェック反り腰チェックと同じように壁に頭・背中・お尻をぴったりつけて、壁と腰の隙間に手を入れます。このとき、腰のところに手が入らない場合は、「後傾している」可能性が高いと言われています。自宅でできる腸腰筋トレーニング自宅でできる「骨盤が前傾の人(反り腰)」と「骨盤が後傾の人」それぞれに合った腸腰筋トレーニング法をご紹介します。下腹ぽっこりで悩んでいる方は、ぜひ実践してみてくださいね。骨盤前傾の人(反り腰)向け腸腰筋トレーニング%3Ciframe%20width%3D%22400%22%20height%3D%22600%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FcbXEKkCP8To%22%20title%3D%22%E3%80%90%E4%B8%8B%E8%85%B9%E3%83%9D%E3%83%83%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%82%92%E8%A7%A3%E6%B6%88%E3%80%91%E9%AA%A8%E7%9B%A4%E5%89%8D%E5%82%BE(%E5%8F%8D%E3%82%8A%E8%85%B0)%E3%81%AE%E4%BA%BA%E5%90%91%E3%81%91%E8%85%B8%E8%85%B0%E7%AD%8B%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3D%22%22%3E%3C%2Fiframe%3E①足がつく椅子やソファーに浅く腰掛けます。②骨盤を後ろに倒し、下腹部に力を入れる又は凹ませる意識を持ちます。③膝や足首に力が入らないように、リラックスしながら片足を上げて骨盤を立てて丸めるを繰り返します。この時、下腹部と足の付け根が辛くなるのを感じましょう。骨盤後傾の人向け腸腰筋トレーニング%3Ciframe%20width%3D%22400%22%20height%3D%22600%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FkxCy51Xuoe0%22%20title%3D%22%E3%80%90%E5%A7%BF%E5%8B%A2%E3%83%BB%E4%BD%93%E5%9E%8B%E6%94%B9%E5%96%84%E3%80%91%E9%AA%A8%E7%9B%A4%E5%BE%8C%E5%82%BE%E3%81%AE%E4%BA%BA%E5%90%91%E3%81%91%E8%85%B8%E8%85%B0%E7%AD%8B%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3D%22%22%3E%3C%2Fiframe%3E①椅子やソファーに足をのせます。②身体を真っ直ぐ立てたまま、お尻(坐骨)をうしろに突き出します。③この時、腰は反らないで膝をだ出ている方のお尻を締めながら身体を立てていきましょう。身体を立てた時に、前側の股関節のあたりがストレッチされる意識を持ちましょう。実際にパーソナルトレーニングジムで行っている腸腰筋トレーニング実際に、パーソナルトレーニングジムBASICS Mで行っている、腸腰筋を意識して行うローイング方法をご紹介します。もし、ローイングを行う場合はこのことを意識して実践してみましょう!%3Ciframe%20width%3D%22400%22%20height%3D%22600%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FR-PLnjr8fsM%22%20title%3D%22%E3%82%B8%E3%83%A0%E3%81%A7%E8%A1%8C%E3%81%86%E8%85%B8%E8%85%B0%E7%AD%8B%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%EF%BC%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E6%96%B9%E6%B3%95%EF%BC%89%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3D%22%22%3E%3C%2Fiframe%3E良くないトレーニング1(骨盤前傾の状態)骨盤が前傾の状態(腸腰筋に力が入っていない)でローイングをすると、体が後ろにのけぞって、胸がひらいた状態となります。このとき、使いたい背中の筋肉は使えていません。良くないトレーニング2(骨盤後傾の状態)骨盤が後傾していると、身体が丸まった状態で引いてしまいます。すると、首や肩に力が入った状態で引くことになり、効果的なローイングトレーニングはできていません。正しいトレーニング方法腸腰筋に意識を入れて、体幹が安定した正しいフォームでローイングをすることで、腹圧をしっかりとかけることができ、身体が前後せずに背中と広背筋を使うことができます。以上のように、腸腰筋をしっかりと使用したトレーニングを行うことで、下腹ぽっこりが改善し、姿勢がとてもよくなっていきます。ぜひ、トレーニングで綺麗な身体をつくっていきましょうね!