こんにちは!パーソナルトレーニングジムBASICS Mの松下です。数年前から、減量に効果のあるダイエット注射やダイエットサプリ、ダイエット専門のジムがたくさんでてきましたね。減量に成功する方も増えている中で、このような悩みで入会されるお客様もいます。「ダイエットで痩せたのに、綺麗じゃない。」「ダイエットをしたけれどなんとなく垢抜けない。」自分の元々の体型だと思って諦めてしまいがちですが、そうではありません。何歳でも、どなたでも綺麗な身体を目指すことは可能です。今回は、ダイエットをしても綺麗にならない3つの理由と、「綺麗に痩せる」成功させる上で大切なことをお話します。ー目次ー1.筋肉が足りないせいでたるみが出ているダイエットをしても綺麗にならない理由の一つは、筋肉が足りないせいでたるみが出ているということです。ダイエットをすると綺麗になると思いがちですが、一概にそうではありません。50代女性のお客様を例に解説します。上の写真は当ジムのお客様(50代女性)ですが、左は減量前、右は大手パーソナルトレーニングジムで減量した後の写真です。ダイエットだけを考えると、大きな変化ですのでこれで成功です。彼女の「減量したい」を確実に実現したので、トレーナーも懸命に取り組まれたのだと思います。彼女はさらに、“痩せたけれど、なんとなくメリハリのない身体、もっと綺麗な身体になりたい。”という思いがありました。そして当ジムのキレイ痩せトレーニングを受けました。右の写真は大手パーソナルトレーニングジム、左の写真は、当ジムでキレイ痩せトレーニングを行った後の写真です。身体全体が引き締まり、メリハリを感じますね。「単に痩せること」と「綺麗に痩せる」は別ものです。体重だけ落として痩せるか、綺麗に痩せるかは、トレーニングの方法によって大きく変わっていきます。ちなみに、彼女は当ジムでのトレーニングの後、大会で1位をとり現在はBASICS Mのトレーナーをしています。ではここで、私のジムで大切にしている、たるみを予防するダイエット方法をご紹介します。たるみ予防1:適切な筋トレで筋肉量を減少させない減量だけに意識がいくと、身体を引き締めることへ意識が届きにくくなります。その結果、筋トレの量が減り、筋肉量の減少につながります。筋肉は、皮膚を支える役目をしているため、筋肉量が減ると皮膚にたるみが生じてしまいます。20代の時期だと痩せるだけで綺麗な身体になることが多いですが、特に30代以降になるとたるみが目立ってきます。上の写真も、先ほどの50代女性です。右は、減量のみを行った後のヒップです。皮膚にたるみがあるので、痩せたけれども「綺麗」と感じないのではと思います。左は、キレイ痩せトレーニングを行ったあとのヒップです。キュッと綺麗に引き締まり、魅力的に感じると思います。50代には見えないですよね。タイトなパンツはもちろん、水着を着ても映えますし、温泉に行ってもお尻のラインが気にならなくなったそうです。トレーニング一つで、変化に違いが出てくることが分かるのではないでしょうか。減量には、筋トレによる引き締めがとっても大切なのです。たるみ予防2:きちんと食事を摂り身体へ栄養を届けるダイエットで食事制限をしている方に多いのですが、カロリーを抑えすぎることも身体のたるみにつながります。上の写真は、キレイ痩せトレーニングでのお客様とトレーナーのやり取りです(右お客様/左トレーナー)。ダイエットで食事制限をすると、どうしてもカロリーを制限しがちです。皮膚や筋肉の元となるタンパク質や、肌の健康を維持するミネラル・ビタミンの摂取量が少なくなると、筋肉がつきにくい上に、たるみが加速し潤いのない肌になってしまいます。また、髪の艶は美的印象にはとっても重要です!綺麗に痩せるためにも、身体にしっかりと栄養を摂り入れます。2.姿勢が悪いと痩せても綺麗に感じない(研究報告あり)ダイエットをしても綺麗にならない理由の二つ目に、姿勢が悪いことがあげられます。人が、女性をみて美しいと感じるのは、どのような身体のフォルムでしょうか。早稲田大学とワコール人間科学研究所が共同で行った「女性の体型と姿勢の関係が美的印象に及ぼす影響」という研究では、巻肩や背筋が曲がっていたり、骨盤前傾・後傾の姿勢は良い印象を与えないという結果がでました。逆に、直立の姿勢は美麗度が高く印象が良いという結果がでました。そして、驚きだったのが「姿勢が悪いと、痩せていても綺麗に感じない」という調査結果がでたのです。私たちがダイエットをするのは、「綺麗になりたい」という理由が多いと思います。しかし、姿勢が悪いと、その人が痩せていても綺麗に感じにくいという事実です。上の写真のように、いくら痩せて外見が綺麗でも、猫背になっていたり、背中が丸まっている人をみるとなんとなくだらっとした印象を持ってしまいます。美姿勢のために、私たちが心がけていることをご紹介します。美姿勢のためにすること1:日常の身体の動きを意識する姿勢は、今この瞬間から作られています。バレリーナを想像していただきたいのですが、バレリーナは姿勢が良くエレガントな印象ですよね。バレエをしている方は、日常の姿勢や動作を常に意識しているそうです。日々どのように身体を使うか、座り方、歩き方、下に落ちた物の取り方など、一つ一つの行動の積み重ねが今の身体をつくっています。私たちパーソナルトレーナーが大切にしていることは、お客様の日常動作・姿勢のアドバイスです。気付いた時に、この動作・姿勢を意識してくださいね。とお伝えし、日常の中で気付いた時にやっていただきます。日常の動きから意識することで、痩せた時の雰囲気が別人のように美しくなります。美姿勢のためにすること2:美しい姿勢になるための筋トレをする美しい姿勢を保つには、体幹を支えるための筋トレが重要です。無闇に筋トレをするのではなく、美しい姿勢をキープするための筋肉トレーニングを行います。筋トレを継続することで、これまで一時的に姿勢を治すだけで5分後猫背に戻っていたものが、無意識に美姿勢ができるようになります。美姿勢につながる筋トレの内容は、今後コラムで紹介していきますので、ぜひご覧ください。こちらは当ジムのお客様です。左の写真はダイエット開始前になります。巻肩に悩み、足が内股で張っていました。右の写真は、綺麗に痩せることを意識したキレイ痩せトレーニングの後です。姿勢も整うと別人のように見えます。直立しているだけなのに魅力を感じますよね。私たちのジムでは、体型改善やダイエット以外にも、美しさを感じる姿勢つくりは必須項目となっています。3.綺麗に痩せるためのトレーニング内容ではないトレーニングと言っても、たくさんの種類があります。ボディービルの筋トレ、フィジークの筋トレ、スリムな身体を作るための筋トレなど。さらには、どこをどのように集中して鍛えるかは個人でも変わります。この方は、他のトレーニングジムで、モリっとした筋肉がついてしまったとのことで、こちらのトレーニングを受けられました。右が当ジム入会前、左が綺麗になるトレーニングを行った後です。徐々に女性らしい細くメリハリのある体へ変化しています。ここから、綺麗に痩せるためのトレーニングで大切なことをお伝えします。キレイに痩せるトレーニング1:綺麗に痩せることに特化した筋トレをおこなう綺麗に痩せることに特化したトレーニングを行います。その時に重要なのは、効かせる筋肉を意識することです。例えば、広背筋を中心に鍛えるために行うワンハンドロードイングというメニューがあります。これは、下の写真のようなフォームで行いますが、ついつい肩や腕に力が入ってしまいます。効かせる筋肉、正しいフォームを把握していないと、つきたくない場所に筋肉がついてしまいほっそりとした体型は実現しません。キレイに痩せるための筋トレを理解して行うことが大切です。この内容も、コラムでお伝えしていますので是非見てくださいね。キレイに痩せるトレーニング2:ストレッチを行うストレッチはキレイになるためには欠かせません。例えば、ほっそりした脚にしたいと思った時、下の写真のようなハムストリングのストレッチを行います。理由は、トレーニング時の効果増大、正しいフォームの維持ができるようにするためです。ハムストリングを伸ばすことで血流を増やし、脂肪燃焼を促進しやすくするとともに、筋肉の緊張を解きほぐすことでダイエット効果を促進させます。おわりに:キレイに痩せるダイエットは難しいことではありません綺麗に痩せるために大切なことを解説していきました。大変だなぁと思った方もいるのではと思います。経験したことがないことを自分で行うのは簡単なことではないと思います。ですが、ジムに入った方は、意外にもゆるっとしながら楽しくダイエットができました!という感想をいただきます。食事管理に関しても、お仕事をしながらの方もいるのでその方の生活に合わせて、管理のサポートをしています。自分の身体が、みるみるキレイになっていくのでモチベーションも続くようです。もし、自分で実践することが難しいなあと思った方は、いつでもジムへ相談に来てください。この記事を読んでくださった方の、キレイ痩せダイエットの成功に役立てればとても嬉しいです!最後まで読んでくださりありがとうございました!